読書
「 性格が合わないんじゃなくて話がかみ合ってないから」 性格が合わないんじゃなくて、話がかみ合ってないから 作者:稲場 真由美 WAVE出版 Amazon タイトルを見て面白そうだなと思って借りた。 1章で自分の性格が4つのうちどれにあてはまるかを診断する。診…
「BUTTER」 BUTTER(新潮文庫) 作者:柚木麻子 新潮社 Amazon 読んでいる途中で「すごいな、これ1から全部考えたのかな?」と思って巻末を見たら参考文献が載っていた。ネットで検索したら、日本で実際に起きた「婚活殺人事件」をモチーフにした作品とのこと…
「脳の闇」 脳の闇(新潮新書) 作者:中野信子 新潮社 Amazon 私が利用している図書館では「医薬」の分類だったけど、エッセイだと思った。でも、難解だしエッセイにしてはハードルが高い。読者からブーイングがあがると思った。 筆者曰く、「バカには読めな…
「熟睡者」 熟睡者 作者:クリスティアン ベネディクト,ミンナ トゥーンベリエル Amazon 睡眠の大切さをコンコンと書いています。 成人では7~9時間の睡眠をとる場合に有病率が最も低いそうです。 予防接種の効き目にも影響があるそうで、なんと接種当日にし…
「世界でいちばん透きとおった物語」 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) 作者:杉井 光 新潮社 Amazon 普通に面白かった。 話としてはありがちだけど、アイデアとその実現にブラボー! 書くとネタバレするので控えます。 1月末に2がでている…
「パーシージャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃」 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃 作者:リック リオーダン ほるぷ出版 Amazon ハリーポッターのような作品です。主人公が一目おく人物がダークサイドにおちている部分は スター…
「世界を支配するアリの生存戦略」 世界を支配するアリの生存戦略 (文春新書) 作者:砂村 栄力 文藝春秋 Amazon アリ(特にアルゼンチンアリ)についての本。昆虫好きな昆虫学者が書いた本なので、素人が読んでもわかりやすくて面白い。 筆者は昆虫が好きで、…
「悩まない人の考え方」 「悩まない人」の考え方 ── 1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30 作者:木下勝寿 ダイヤモンド社 Amazon 最初、言葉選びに少し違和感を感じたが、小さいことにこだわらずに大意をくみ取るように読みすすめた。読み進める…
「かわいないで」 かわいないで (文春e-book) 作者:加納 愛子 文藝春秋 Amazon 『漫才過剰考察』が人気ですぐに順番がまわってこない。ということで、同じお笑いつながりですぐに読めるこちらを借りて読みました。 2作入っていて、共にお笑いが含まれる話で…
「君に友だちはいらない」 君に友だちはいらない 作者:瀧本哲史 講談社 Amazon 友達がいないと悩む子向けの本かと思ったら、全く違うジャンルの本。ビジネス書というよりは、意識の高い高校生や大学生が読むとなにがしらをキャッチできるかもという本。 筆者…
「若葉荘の暮らし」 若葉荘の暮らし 作者:畑野 智美 小学館 Amazon ブロ友さんおすすめの作品。 コロナ禍の緊急事態宣言を背景に書かれた作品。最初は日常のあれやこれやが綴られた作品かと思ったけど、心に響く言葉があった。よかった。ただし、読み手を選…
「勘違いが人を動かす」 勘違いが人を動かす――教養としての行動経済学入門 作者:エヴァ・ファン・デン・ブルック,ティム・デン・ハイヤー ダイヤモンド社 Amazon 経済活動にかかわることで、知っておくとスムーズに事が運ぶことが紹介されています。ベースに…
「生殖器」 生殖記 作者:朝井リョウ 小学館 Amazon 少数派(マイノリティー)の葛藤にフォーカスをあてた本。権利、主義、主張なんて話ではない。尚成(主人公)の日常を実況中継するような形で話が進む。独特の話法に最初はとまどいましたが、すぐに慣れた…
「ディズニーキャストざわざわ日記」 ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します 作者:笠原 一郎 三五館シンシャ Amazon みなさん、定年後の人生を考えていますか? 筆者のように人生を謳歌したいものです。 一橋大学卒業後…
「DIE WITH ZERO」 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon 若い時の経験に金を惜しむな! 経験は思い出になり、後々配当をうむぞ! という話でした。 別の言い方をすると、 相続は生きている間にし…
「続 窓ぎわのトットちゃん」 続 窓ぎわのトットちゃん 作者:黒柳徹子 講談社 Amazon 『窓ぎわのトットちゃん』同様に、透明感がある語りでした。前半は戦争時代の疎開生活の話が中心で、後半は戦後に黒柳徹子さんが業界人になっていく様が書かれていました…
「近畿地方のある場所について」 近畿地方のある場所について 作者:背筋 KADOKAWA Amazon ブロ友さんから「怖・面白い!」という感想を聞いたので借りました。今年、映画が公開予定らしいです。ネタバレしちゃうといけないので、内容はふれません。映画がど…
「爆弾」 爆弾【電子限定特典付き】 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 面白かったです。謎解きはほぼ解けませんでした。 【スズキタゴサクの言葉で印象に残ったものと感想】 「可能性って、素敵な言葉だと思うんです。同時に、残酷な言葉でもあります…
「ローマ帽子の謎」 ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 初めてのエラリー・クイーン。私の気まぐれ天邪鬼のせいで避けられて忘れられた作家です。ネットで調べたら、アメリカの推理小説家で2人の従兄弟の…
「砂漠」 砂漠 (新潮文庫) 作者:幸太郎, 伊坂 新潮社 Amazon 東北大学 法学部に入学した学生5人が、知り合って卒業するまでの話。 筆者の伊坂幸太郎さんが東北大学 法学部だから、自身やその周辺の学生生活が作品に反映されているかも。いいねぇ、東北大学。…
「列」 列 作者:中村 文則 講談社 Amazon この切り口でここまで書きあげることに唸らされました。どのように感想を伝えたらいいのかわかりません。「そんなに長くないから読んでみ。読むタイミングは気を付けて。淡々とした口調だけどドロドロしているから。…
「イヌのキモチ解剖図鑑」 イヌのキモチ解剖図鑑 作者:マット・ワード エクスナレッジ Amazon ちょっと思っていたのと違いましたが、目的は達成できました。 近所で茶系のトイプードルを飼っている家がちらほらあります。たまにお散歩をしているのを見かける…
アマゾンの評価者数8,762、評価4.3に納得です。 ストーリー自体は好き嫌いがあると思いますが、今の世の中の色々なことに触れているように思いました。 「傲慢と善良」 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon 婚活から話が展開しますが…
「自分とか、ないから。」 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 作者:しんめいP サンクチュアリ出版 Amazon ネットで紹介されていて借りました。 「自分とかないから。」 勤務時代に何度心の中で叫んだことか。 「あなたはどうしたい?」、「どうなり…
「最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? 」 最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? (星海社 e-SHINSHO) 作者:鈴木聖也 講談社 Amazon ネットで紹介されていてタイトルを見て、「それ!」と思ったので借りて読みました。 どこの業界も大変だと思…
「3時のアッコちゃん」 3時のアッコちゃん (双葉文庫) 作者:柚木麻子 双葉社 Amazon 利用しているスマホのブックアプリで紹介されていて借りました。アッコさんのような人は小説の中にしか存在しませんが、こういった人を心の中で求めている人は多いと思いま…
「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」 この部屋から東京タワーは永遠に見えない 作者:麻布競馬場 集英社 Amazon 慶応卒の覆面作家 麻布競馬場さんがSNSで書いた作品を集めて出版した本、短編集です。 作品には、東京の地名、有名な東京の中高一貫校名…
「多眼思考」 多眼思考 作者:ちきりん 大和書房 Amazon 2014年出版の本。筆者ちきりんがtwitterでつぶやいたことの一部を集めてきて本にした作品。古い本だけど、今でも普通に読める。
「勉強の哲学 来たるべきバカのために」 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) 作者:千葉 雅也 文藝春秋 Amazon 勉強するとはどういうことかをイメージしやすいように丁寧に丁寧に書いた本です。 思うところがあった個所にポストイットをは…
「わたしの美しい庭」 わたしの美しい庭 作者:凪良ゆう ポプラ社 Amazon 話の設定に少し無理があると感じるところもあるけれど、登場人物からでる言葉は素晴らしいです。ストーリはマイルドな仕上がりです。 登場人物の会話に、「一保堂のほうじ茶だよ。」と…