Beanの日記

徒然日記

40歳から伸びる人、40歳で止まる人 川北義則 ★★★☆☆

40歳から伸びる人、40歳で止まる人 (PHP文庫)

40歳から伸びる人、40歳で止まる人 (PHP文庫)

私は、この手の本はあまり読まない。この手の本は、筆者が言いたいことが1〜数個あって、その主張が正しいことをいろいろな事例をあげて証明しているだけの本が多く、読み進むにつれてあきてくることが多いから。この本も、例外ない構成で、読んでいると、中だるみ感はあったけど、文句をいわず最後まで読めた。ちょっと違うなぁと思ったのは、この本は妻が専業主婦のサラリーマンを対象に書かれていること。正社員で働いている子持ち女性は少ないものの、首都圏ではパートやフリーランスで収入がある女性は多く、純粋な専業主婦は少ない。ちょっと、時代が読めていないかな???それから、我が家のように共働きの夫がこれをそのまま実行したら家庭内不和がおこるでしょう(笑)。
感想をまとめるとこんな感じ。                                                
筆者の主張私のつぶやき
趣味をもつことのすすめ趣味をもつことはいいことだと思う。だけど、時間とお金がかかる。妻が専業主婦の場合はよいけど、共働きの場合、妻は家事や育児に忙殺されている。自分ひとりだけ、趣味探しをしたり趣味を楽しむ夫は、妻のいらいらの原因になること間違いなし。
お金を有効に使うこと私もお金の使い方がうまくなりたい!関西人のせいか、銀行員だった母の影響か、いかにお金を使わないですむかに美徳を感じる私。子供ができてはじめて、お金の有効な使い方を考えるようになりました。例えば、家族で旅行や食事に行く際、割高にはなるけど個室を希望するのかなど。
仕事以外の人脈を作ること(会社人間の老後は寂しい)私の父もサラリーマンだったけど、びっくりしたのは年賀状。現役時代は毎年それなりの量の年賀状が届いていたし、几帳面な父は1枚1枚チェックして、だしていないところにはその日のうちに書いてポストに投函していた。それが、定年後には激減。勿論、父が出す年賀状の量も激減しており、そんなものかもしれないけど。サラリーマンってそういもんなのね、と何かを悟った私でした。。。
妻と一緒に行動すること我が家は共働きのため、休みの日にしか息子と一緒に過ごす時間がありません。なので、私も夫も休みの日はべったり息子と一緒にいます。結果、夫婦もべったり一緒にいることになります。しかし、それは今の話。息子が成長していくにつれてどうなるんでしょう、我が家は。