Beanの日記

徒然日記

性ホルモンとセロトニン

専業主婦の特権(?)で朝の情報番組をみていたら、「性ホルモンが脳に与える影響」についてとりあげられていました。
性ホルモンといえば、夫と私は更年期、息子は反抗期です。一部、見られなかった部分もありますが、興味深く視聴しました。
備忘を兼ねて書くと、更年期障害(イライラ、不安、物忘れなど)や、反抗期(イライラ、すぐにカッとなり衝動的な言動をとるなど)は、性ホルモンが脳に与える影響らしいです。
これまで、性ホルモンは性器でのみ作られ、一定の年齢になると減少すると考えられていましたが、最近の研究では海馬でも作られていることがわかったそうです。その量は性器の1/500ですが、作られたものは全て海馬だけで使われるそうです。そして、海馬で作る量は、読書や議論、運動などで海馬を刺激すると増やせるそうです。ただし、ストレスを感じると減少するので、やりすぎは禁物です。したがって、更年期障害が気になる方は、海馬で作られる性ホルモンを増やす(減らさない)工夫をするとよいそうです。


そして、更年期障害、反抗期の悪態の改善に有効なのが「セロトニン」だそうです。セロトニンは脳内ホルモンで、脳は、緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌します。セロトニンには、不安や恐怖を抑えたり、精神を安定させ自律神経を整える効果があります。セロトニンは脳内で作られるので、材料と作られる環境を整えることが大切です。


セロトニンを増やす方法】
・朝日を浴びる
・夜たっぷり寝る(小学生の理想は21:00睡眠、6:00am起床の9時間睡眠)
・リズミカルな運動
セロトニンを増やす食生活
・負の言葉をかけない
(・ガムを噛む)


セロトニンを増やす食生活】
セロトニンの材料は、必須アミノ酸トリプトファンです。トリプトファンが多い食材は、大豆製品、乳製品、肉、魚などです(タンパク質源)。
それから、バナナもおすすめとのことです。バナナのトリプトファンの含有量はそれほど多くないけど、セロトニンを作るのに必要な材料がバランスよく含まれているそうです。イライラしやすい時や睡眠不足のときはおすすめの食材らしいです。成長期のお子さまには、牛乳とあわせてとると効果的だそうです。
ちなみに、トリプトファンは日中は脳内でセロトニンに、夜は睡眠を促すメラトニンに変化しますので、不足すると不眠症などの原因になります。睡眠の質がおちるとセロトニンが作られにくくなり、悪循環になります。


【ガムを噛む】
あごの筋肉は脳と直結しているので、ガムを感で動かすとセロトニンが増えやすいそうです。でも、それ以外の上の5つが基本とのことです。


参考:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180418/1.html
学級崩壊の原因:http://d.hatena.ne.jp/bean/20180311