Beanの日記

徒然日記

海辺のカフカ 村上春樹

この間まで読んでいた小説「海辺のカフカ」の帯紙に、「少年カフカ」という本が広告されていた。関係がある本なんだろうと思い、とりあえずぐぐった。
wikipedia:海辺のカフカによると、

2002年9月12日から2003年2月14日までの間、『海辺のカフカ』のホームページが設けられた。その間に寄せられた、13歳から70歳まで、アメリカ、韓国など世界各国からの感想や質問が『少年カフカ』に掲載されている。新潮社より2003年6月10日刊。

とのこと。すげぇ!!!(会社に行くと、どうでもいいところで男言葉になる。)
やっぱり、「どうなんだろう?」って思った読者が多かったのね、安心、安心。
更に、wikipedia:海辺のカフカによると、

ギリシア悲劇と日本の古典文学を下敷きにした長編小説であり、フランツ・カフカの思想的影響のもとギリシア悲劇のエディプス王の物語と、『源氏物語』や『雨月物語』などの日本の古典小説が物語の各所で用いられている。

とのこと。なんだか、すごい。雨月物語は読んだことあるけど、そんなものが用いられていたとは気づかなかった。
それから、「ねじまき鳥クロニクル」と構成が似ているなと思ったけど、それも指摘されていた。