Beanの日記

徒然日記

自負と偏見

17世紀から18世紀のイギリスの田舎貴族の恋愛と結婚事情を、ベネット一家を通して描いた作品。このぐらいの時代の作品は、お互いの財産を賞賛しあったり、いわゆる品位やマナーについて薀蓄をたれて助長的な作品が多いが、この作品は、比較的そういった表現は少なめで、読みやすかった(もしかしたら、翻訳時におちた?)。
ストーリについて:主人公はベネット家の次女のエリザベス。器量もそこそこで、才気あふれる女性という前振りになっている。主役なので、当然、その他の登場人物の評価はすべてエリザベスを通して決められている。しかし、物語をよみすすめていくと、自尊心が強すぎて辟易してしまい、なんだかすべてエリザベスが中心ねぇ。。。と思わずにはいられない。主人公なので当然なのだが、その流れにのれなかった。
2005年に「プライドと偏見」というタイトルで映画化されているようで、アマゾンの評価をのぞくと映画からはいった人のコメントもあり、評価は上々の様子。