Beanの日記

徒然日記

The Catcher in the Rye J.D.サリンジャー(訳:村上春樹) ★★★★☆

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

主人公のホールデン・コールフィールドが3校目に当たるボーディングスクールを成績不振で退学させられたことをきっかけに寮を飛び出し、実家に帰るまでニューヨークを放浪する3日間の話。
やけっぱちなところ、冷静に物事を受けとめ判断しているようにみえて肝心なところが他責で青さを感じるところ、永遠の16歳とはうまいこと言ったものだと思う。
翻訳とはいえ、村上ワールド色が強すぎるという評価をする人もいるので、村上春樹さん以外の訳の作品も読んで、是非比べてみたいところです。