Beanの日記

徒然日記

「「空気」を読んでも従わない」

「「空気」を読んでも従わない」

どこかで紹介されていて、アマゾンでの評価数470で評価4.3だったので読みました。この手の本はあまり期待していなかったのですが、読みやすくてなるほどと思いました。

話は、「世間」と「社会」の違いを明確にするところから話が始まります。外国では「世間」という概念はなく、あるのは社会のみだそうです。「世間」とは簡単にいうと村社会のことです。学生だったら学校生活、サラリーマンなら会社も「世間」です。

明治政府は「世間」をつぶして「社会」のみの国にしようとしたけど、日本の文化に根を張っていてつぶせなくて残っていて今に至るそうです。

「世間」は良いこともありますが、同調圧があり生き苦しさにもつながります。今、この「世間」は薄く弱くなりつつあります。特に都会では多様性とセットでいろいろな生き方(選択肢)があります。学校だったら通信制の学校の認知度があがっていますし、ホームスクールを選択される方もいます。就職も、フリーランスや起業を選ぶ人もいます。

そういった話をもとに、世間がある国で生き苦しさを感じたときの考え方などがソフトに書かれています