- 作者: 親野智可等
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本
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巷では「褒めて育てる」が主流で、子どもを叱っている親は殆ど見かけません。見方によっては、子どものご機嫌をとっているようで見ていてアホらしいと思える親子もいます。たまに叱っている人をみかけますが、静かに穏やかな口調で子どもに話しかけていて、肝心の子どもは親のいうことなんて聞いちゃいないという態度をとっているケースも多いです。
一方の私は、大声をあげて感情的に徹底的に叱りとばしています。ご近所から児童虐待で通報されるのではないかと思うぐらい激しいです。自分が正しいとは思いません。特に、感情的に叱りつけるのは良くないと思います。でも、教育者の方が提唱してる「褒めて育てる」は「叱らない」という意味なんでしょうか。
そうはいっても、最近の私はKOTを叱ってばっかりで、なんとかこのスパイラルから抜け出したいと思っていました。そんなところにSNSの記事が目に入りました。紹介されていた本は私が悩んでいることとは直結しないのですが、育児書とかこの手の本を読むと何か解決の糸口が見つかるのではないかと思って衝動買いしました。
そうそう、紹介者のコンサルさんにもお子さんがいるのですが、お子さんの育児・教育を追求していく過程でモンテッソーリにはまり、モンテッソーリの教師の資格までとったらしいです。職業柄、興味をもったものは資格取得しておくようにしているのでしょうか。すごい。。。
前置きが長くなりました。この本の内容ですが、私てきには気付きや感銘は少なかったです。ただ、あたりまえのことが淡々と書いてある感じです。よくまとまっていると思いますが、買ってまで読む必要はなかったかな。。。
いや、ひとつ、身につまされることが書いてありました。
「小学校に行ったら困るよ。」
これ、最近、私の口癖になりつつあります。「絶対に言ってはダメ!」と書いてありました。子どもが小学校に通うことが不安になってしまうそうです。これは、即日で改めようと思って実行しています。
でも、もっとお兄さん・お姉さんになってからでもいいことを躾けるときは「できたほうがいいよね。」という前向きないい方ができますが、そろそろできてほしいと思っていることを躾けるときはどうしても指摘している理由を説明したくなっちゃいます。そうしたら、「こんなことをしていたらこうなるよ。」とか「できないと困るよ。」という言い方になっちゃうんですよね。。。