大阪IRが2030年秋に開業する予定だが、ギャンブル依存は医師もお手上げな病気らしい。
というのも、一旦ギャンブル症になった人の脳は元に戻らない。西洋では「いったんピクルスになったギャンブル脳は、二度と元のキュウリの脳には戻りません。」と表現するらしい。治療や自助グループ活動により、ギャンブルをしないい期間を1年、また1年と積み上げていくのが現状。
日本人のギャンブル症有病率は世界3位だというのに、いいのか?
【メモ】
・一万時間の法則
一週間に二十一時間、十年つ続けて学習すると、その学習分野で一流の人になれるという法則です。一週間で二十一時間ですから、一日に三時間です。これは十年でおよそ一万時間になります。
【ギャンブルについて】
・ギャンブル依存症について
いったんピクルスになったギャンブル脳は、二度と元のキュウリの脳には戻りません。治療によってギャンブルがとまる回復があるだけです。治療をやめるとまたギャンブルは再開されます。
ギャンブル症に効く薬はないので、精神科医はこの病気に対して興味を持ちません。悲しいかな精神科の眼には、薬の効かない病気は存在しないのと同じなのです。
・日本はギャンブル大国、いやギャンブル地獄
本書によると、2017年ごろの日本人のギャンブル症有病者率は3.6%だった。これは310万人に相当し静岡県の人口と同じ。有病率で比較すると、
米国の二倍、フランスの三倍、英国と韓国の五倍、ドイツのなんと十八倍でした。この時すでに、日本が正解随一のギャンブル王国、いやギャンブル地獄であることが明らかになったのです。
・パチンコは日本にしかない
パチンコうは日本以外にもあると信じている人は、案外多いものです。生まれたときからパチンコ・パチスロ店が身近にあるので、ついそう思うってしまうのでしょう。これは日本だけに発達してきたギャンブルです。
・日本はギャンブルに寛容?韓国の例
韓国でも、パチンコに似たメダルチギという危機がありました。しかしそれがギャンブル脳を生み、甚大な被害を及ぼすと分かって、2006年に全面禁止になりました。国会議員のほぼ全員一致で決まったのです。一方、日本の国会では、そんな動きは全くありません。逆にパチンコ・パチスロ業界から恩恵を受けている、パチンコ・パチスロ議連があるくらいです。
・各省が競い合って公営ギャンブルの胴元になっている?
巨大なパチンコ・パチスロ業界の守護神でもあり、いわば用心棒の約をしているのが国家応安委員会と警視庁です。所轄官庁ですから胴元と言ってもいいでしょう。
・公営ギャンブルの胴元(本書より抜粋)
競馬:農林水産省
競艇:国土交通省
競輪:経済産業省
オートレース:経済産業省
宝くじ:総務省
スポーツ振興くじ:文部科学省
カジノ:内閣府
・通院は本人の自由意志
(ギャンブル症は)進行性の病気ですから、いよいよ病気が重篤化し、犯罪にでも結びつく段階に至れば、また主治医か自助グループに頼るしかなくなります。そのどうにもならなくなったときこそ、自分の意志で治療を開始するので、私としては急ぐ必要もありません。
