Beanの日記

徒然日記

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

家族狩り 天童荒太

総論 単行本5冊と非常に大作であったが、読みつかれることもなく最後まで楽しく読めた。作品の背景に不登校、未成年者の犯罪、虐待、鬱病、非行、いじめ、家族不和、不倫などがあるが、こういったテーマが苦手な人でも、小説として楽しめると思う(私もこうい…

まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 天童荒太

「家族狩り」5部作の第5部。 馬見原刑事、学校教師、亜衣は、自身の疑問への答えをみつけ、動き出す。それ以外の登場人物については、上記の3名のラストから読者が想像するようになっている。 3人の共通点は自分自身を受け入れられるようになったという点だ…

巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 天童荒太

「家族狩り」5部作の第4部。 登場人物それぞれが、自分なりの生き方をみつけはじめる。 連続殺人事件のからくりもみえはじめ、物語は終結方向にむかう。 ・・・と思うのだが、第5部がやたらと分厚い。まだなんかあるんだろうか??? ここは勢いで第5部を読…

贈られた手―家族狩り〈第三部〉 天童荒太

「家族狩り」5部作の第3部。 『自分のことしか考えられない』という言葉が目をひいた。第1部にあった馬見原刑事の疑問の答えだろうか? 物語の折り返し地点にきたが、馬見原刑事は連続殺人事件の犯人をつかまえることができるのだろうか??? 不登校になっ…

遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉 天童荒太

「家族狩り」5部作の第2部。 残虐な方法で夫婦が殺害され、その子供が自殺体で発見されるという事件が相次いでおこる。第1部の最後で馬見原刑事はその事件現場に足をふみいれる。子供たちは事件前から家庭内暴力を起こしており、警察ではその果てに起きた事…

幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉 天童荒太

「家族狩り」5部作の第1部。 不登校、未成年者の犯罪、虐待、鬱病、非行、いじめ、家族不和、不倫、、、。こういった問題に私は一切関係ありませんという人は少ないと思う。 主人公(馬見原刑事)もまたこのような問題を複数かかえている。といっても、時間の…

オニババ化する女たち 三砂ちづる

「生物学上、メスはメスらしく生きることが一番よい。では、生物学上メスらしく生きるということはどいうことなのか。生物学上メスらしく生きないとどうなるのか。」ということについて筆者の自論が書かれている。 筆者がいいたいことは首尾一貫しており、何…

思い出トランプ 向田邦子

思い出トランプ (新潮文庫)作者: 向田邦子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/05メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 82回この商品を含むブログ (125件) を見る3.はめ殺し窓 男とはこういうものだろうなぁ・・・と思う話。4.三枚肉 こちらも中年の夫婦の話…