- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1967/11/17
- メディア: 文庫
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昭和40年頃に書かれたものですが、全くといっていいほど時代を感じません。
「道徳」だからでしょうか。
作家活動だけではなくいろいろなことに挑戦した三島由紀夫ならではの経験に基づく話も含まれています。
40年たった今でも色あせることがないコラム、さすが三島由紀夫だなぁと思わざるを得ません。
コラムなので一度にたくさん読めなくて、全部読むのに時間がかかってしまいました。
更にブログに書くまでに時間が経ってしまい、一つ一つのコラムの内容はウル覚えです。(^_^;)
作品は、最初の数作品は下ネタ系の話題でした。
これでひいてしまう人もいるかも知れませんが、全体としてはいろんなことをとりあげています。
国家公務員にはじまり、作家活動以外にもいろいろなことに挑戦した三島由紀夫ならではの経験に基づく話も含まれているように感じます。
レター教室と同様、金閣寺の三島由紀夫 大先生!と思っている人のイメージは崩れると思います。
とても美しい日本語なので、読んでいてホッとします。