Beanの日記

徒然日記

すべての女は痩せすぎである 姫野カオルコ

すべての女は痩せすぎである (集英社文庫)

すべての女は痩せすぎである (集英社文庫)

つまらない本を買ったと思った。
本を買った時は、まだ「砂の器」を読んでいるところで、次は軽い読み物が読みたいと思っていた。
本屋で群ようこさんの本が目にとまり、
「そう、こういう気分なのよ・・・。久しぶりに、群ようこさんの作品もいいなぁ・・・でも、今日は新規開拓をしたい気分なのよね・・・」
本屋の棚をあちこち眺め回し、女流作家のエッセイ集のようなものを探し、目に付いたのが姫野カオルコさんの「すべての女は痩せすぎである」であった。
一週間ほど前、「砂の器」を読み終えてからこの本を読んでおり、今日、やっと読み終えた。
本を三分の一ほど読んだところで、「失敗したな・・・」と思った。
話の内容の殆どは、常々、私が感じており、愚痴ったりしていることと変わらないのだが、全然共感を覚えない。それどころか、「これぐらいだったら私にも書けるわ・・・」という反感が生まれるのだ。
群ようこさんの作品の場合、自分と考え方が似ているということがとてもうれしくなり、「そうそう、私もそう思うわ」と、どんどん先を読みたくなってしまう、そしてたまに笑うのだが・・・
「やっぱり、群ようこさんにしておけばよかった・・・」
件で、アマゾンにアクセスしたので、思いついて本書のカスタマーレビューをみてみることにした。★★★★☆で、いい評価だ。といっても、1件しかはいっていないので不正確である。この作家の他の作品のレビューをみてみたくなった。クリック、クリック、クリック・・・
「わわわわ・・・」
すごく評価がいい、特に小説の評価がいいのが目に留まった。正直いって、私には本書の筆者が書いた小説が想像できない。驚きである。「ふぅーん・・・」(といって口をとんがらし、はてな?の質問のチェック体制にはいる)