結果からいうと、夫は、お風呂で眼鏡を着用するとレンズが駄目になることはわかっていながら生活習慣を改めなかった。しかし、実際に買い換えなければ・・・という段階になって少しあせりの色をだしはじめた。しかし、一方ではこんなことをぬかしはじめた。
「習慣を直すのは難しい、安いレンズを買ってこまめに買い換えたい」
「・・・・＿|￣|○」
私は返す言葉がみつからなかったので、めいいっぱい不満げな顔をしておいた。
私の気を知ってか知らずか、夫はネットで情報収集をしはじめ、「れんず屋」*1という店に行ってみたいと言い出した。夫の話によると、レンズが安く評判もいいらしい。
ところが、私達の日ごろの生活圏に店舗がない。私は難色を示していたのだが、ついに先週、夫の付き添いで「れんず屋」行くことになり、そこで眼鏡を注文した。
今日は、物ができあがったのでとりにいったのだ。
やはり、普段買わないものを買うと少し心がはずむらしい、夫もちょっとルンルンしていた。どんな眼鏡を買ったかというと・・・
夫が買った眼鏡は、なっ、なんと！「オレンジ系メタリック色のフレームの眼鏡」である。*2
オレンジというと、ぎょっ！と思うかもしれないが、別に普通の眼鏡で、サラリーマンが会社につけていけるデザインである。黄色人種なので肌になじむ色でそんなにおかしくない。ただ、眼鏡をはずして机の上に置くと、「この派手な色の眼鏡、誰の？」って感じではある。
こんなことを書いているが、眼鏡を注文してから1週間、実は私の中には若干の不安があった。それは、
「あの場ではいいと思ってオレンジ眼鏡を進めたが、もしかしたら変かもしれない。」
しかし、その不安もとりこし苦労だった。夫は、帰りは「れんず屋」で新調した眼鏡をかけていたが、普通だった。よかったよかった、ほっ。
これからは時々、「オレンジ眼鏡」といってからかってやるのだ、くっくっくっ！
*1:れんず屋：http://www.lensya.com/index.htm
*2:正確には私の趣味で選び、それにさせた。夫は、「黒」とか「グレー」とか「シルバー」とか「こげ茶」といった色にしたかった様子であったが、私の強い態度に抵抗をあきらめ、オレンジ眼鏡になった。
