ブロ友さんが紹介されていた本。タイトルが気になって借りました。
主人公の女の子は自分にも他人にも正直で嘘をつかない、一生懸命に生きている故の危うさのようなものがあります。読んでよかったです。
【メモ】
思うところがあってのメモです。
■主人公のヒロが信頼しているミトさんに杉森くん殺しの決意を話した時のミトさんのアドバイス
・やりのこしたことをやっておけ
→ヒロはひとつずつ考えてメモに書いて実行、終わったら次を考えます。ヒロは丁寧に生きている子だなぁと感じました。漫画の大人買いには笑いました。
・殺す理由を考えてまとめておけ、日記でもよい
→ヒロは杉森くんを殺さないといけないと思った理由をノートに書きだしました(全部で15個ありました)
■杉森くんは、自分が正しくて、あとの人はみんなまちがっていると思いこんでいた
→病んでいく人の特徴の1つだと思います。杉森くんは元々はそういう子ではなかったのですが、病んでいく中でヒロからそういう評価を受けるようになってしまいました。自分とは違うものを受け入れる余裕がなくなってきたら、気を付けようと思いました。
■ファミレスでバイトをして気が付いた。お客さんから見えない裏側で時々イチゴとか落としても、えいやってパフェに載せて、平気でお客様のテーブルに持って行ったりするんだよ。
→飲食店や食品工場でバイト・パートしたことがある人からよく聞く話ですが、何度聞いても「えぇぇぇっ!」と思います。
■人って一か所だけに執着してたら依存なんだって。わりとよくないことなんだって。でもね。いっぱい依存先をもって、あちこちに相談できてたら、それは自立っていうんだって。
→確かにそうかも。