Beanの日記

徒然日記

「火のない所に煙は」

「火のない所に煙は」

怪談話です。6話納められているのですが、1番最初の話『染み』が一番怖かったです。最終話は最後まで読んだ人へのご褒美です(多分)。

 

【思ったこと】

本文中に、「霊との縁を作りたくなければ、寄り添うように語りかけてはいけません。関わりのない死者に対して祈りを捧げることは、それまで存在しなかった縁を自ら作ってしまうことになります。」

と書かれていました。これは実社会でも言えるかもと思いました。

私の場合、接触を避けられない嫌いな人・関わりたくない人のことをついつい意識しちゃいます。自分が嫌な思いをしないため・避けるためにあれこれ先回りをして考えて行動したら、それが裏目に出ることがあります。それで焦ったりパニクッてさらに墓穴を掘ると言う。。。。これ、本当に笑えないんです。

 

私のこういった一連の出来事は、夫に無茶苦茶不思議がられることの1つです。

物申す:「意識から排除したら?気にしすぎ。気にするからよってくるんだよ。

とあきれ顔で言われます。

 

真顔:(私はあなたのように無機質でできていないのよ!)

真顔:(接触回避を心がけたことで功を奏していることもたくさんあるのよ!)

と思っていました。第一、

真顔:(自分の意識から排除するってどうすればいいのよい!)

と思っていました。

 

でも、この本を読むと「意識から排除する」のが正解な気がしてきました。霊と生きている人を一緒にするのはちょっと飛躍しているかもしれませんが(笑)。

それで、夫に聞いてみました。

真顔:「どうやって意識から排除するの?」

真顔:「できるだけ考えないようにする。」

真顔:「・・・・・」

凝視:「頭の中よぎったら、他の事を考えるとかとにかく考えない、排除する。」

真顔:「ふぅーん。」

 ↑まぁそうなんだろうと思いつつももやっている