- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
- メディア: 新書
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読書メモ
第一章:「バカの壁」とは何か
同じ事を話しても、その事象に興味がある人間は熱心に聞き入り新しい発見をみつけるが、そうでない人間はそんなことは知っていると情報をシャットダウンしてしまう、これが脳の動きである。
第二章:脳の中の係数
脳の働きはコンピュータと同じで、五感からの入力に対して、運動系から出力しているにすぎない。運動系と書いているが、反応をさす。出力値が人によって異なるのは、出力時にかかる脳の中の係数が人によって異なるからである。脳の中の係数は、その人の経験や価値観、感情などで決まる。