Beanの日記

徒然日記

図書館にかよいはじめました

KOTがなかなか絵を描かなかったので心配しました。色にも全く興味を示しませんでした(色の識別はできているようだけど)。もっと赤ちゃんのときは、家で絵を描く遊びに誘ってみたりしましたが、全然興味を示しません。お手上げなので人から紹介してもらった図工教室にいれてみたところ、これが大ヒットでした。楽しく通って1年強。年齢相応の絵を描くようになってほっと一安心です。

でも、残念なことが1つ。私、子供が描く頭足人の絵が好きで、KOTが頭足人を描くのを楽しみにしていたのですが、KOTは頭足人の絵をほとんど披露することなくその時期が終わってしまったみたいです。頭足人頭足人と書いていますが、実は私も正確に頭足人がどのくらいまでの絵をさすのかわかっていないので、もしかしたら今の絵も頭足人の域なのかもしれませんが、m&mのキャラクターのような絵は描かなくなりました。

私がもっている子供の絵に関する知識は、「点を描く、ひっかき絵、ぐじゃぐじゃぐじゃーの絵、形ができてくる、頭足人」ぐらいで、その続きは知りません。
ちょっと余裕がでてきたので、この続きがどうなるのか知りたくなりました。ネットにアップされている情報だけでもそれなりの知識は得られましたが、ちゃんとした本を1冊読もうと思って検索したところ、、、「高っ!」
読む人が限られるからかな。うーん、でも読みたい。というか、最近、本って高くない?高校のときってもっと安かったような気がする。どうせ読むなら何かの役に立つものを読もうと思って、名作ばっかり買って読んでいたからかな(著作権がきれていて安かったのかな)?

ということで、図書館で借りることにしました。

KOTもひらがなが読めるようになってきたし、一緒に連れて行って、新しい楽しみの世界を開拓してもらおうっと。

ということで、図書館 にいって借りてきたのがこの本です。

子どもの絵は何を語るか―発達科学の視点から 東山明,東山直美★★★★☆

子どもの絵は何を語るか 発達科学の視点から (NHKブックス)

子どもの絵は何を語るか 発達科学の視点から (NHKブックス)

子供の絵の発達は、万国共通らしい。
それから、子供の絵は上手/下手という観点ではなく、メッセージがこめられていると思って見るのが良いそうです。
「おやっ?」と思う絵や色使い、「いつもとは違う絵を描いているなぁ。」と思った時は要注意みたいなことも少し描いてありました。
あと、絵を描く能力は、中学生ぐらいでようやく完成期にはいるそうで、それまでは発展途上らしいです。

そうそう、教育パパ・ママ必見なネタとしてこんなことも書いてありました。

子供の絵のコンクールなどの審査員をつとめたことがあるけど、
・年齢相応以上のテクニックをもった絵は入賞することはあっても1番にはならない
・年齢相応のテクニックで、一生懸命描いた、いきいきとした絵が1番になる
だそうです。

筆者が本書で言いたかったことは、「子供の絵の鑑賞のしかた」と、「子供のいい絵というのは・・・」ということだ思いますが、私には上に書いたことが頭に残りました。