Beanの日記

徒然日記

探偵ザンティピーの休暇 小路 幸也 ★★★★☆

探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

寅さん語をしゃべるアメリカ人ザンティピーはニューヨークの探偵。妹サンディが北海道の温泉宿の跡継ぎと結婚し、若女将となったが、サンディから「会いに来て欲しい」と電話があり、不審に思いながら北海道に向かう。推理小説というと、人間の弱いところ、きたないところがクローズアップされることが多いですが、本書はそういった感が殆どなく、優しい話にまとまった珍しい推理小説です。
最近、私が夕食を作っている時、KOTは、Eテレの「英語であそぼう」のタメ撮りを視ていることが多いです。私も、手が空いた時にはKOTと一緒に視ていますが、その英語であそぼうで登場する外人エリックと、主人公のニューヨークの探偵ザンティピー姿が重なって仕方が無いです。