ストーカー物。「誰が何のために」の真相はひねりがあった。強すぎる愛情・承認欲求・自己中さ。程度の差こそあれ誰もが持っている感情だと思うと怖い。
ラストは、「木瀬は真壁に真実を告げる」に一票。
素人の私見だか、事件に関する当時の調査などがお粗末で現実味に欠ける気がした(詳細は後述)。
非現実的でも、自分がよく知らない世界や、常軌を逸して超越していれば物語の世界に没頭できるが、そうでないといろいろ考えてしまい興ざめする。ストーカーの犯人の心理や犯行に至るまでのあれこれをもう一押ししてくれれば、怖さを引き出せたのではないかと思った。
【現実味に欠けると思った点について(ネタバレ過ぎる)】
・強姦事件について
警察沙汰になったらもっとちゃんと調査すると思うが、違うのかな?薬やお酒などで抵抗力をなくした場合はともかく、そうでなければ抵抗するから怪我をする可能性がある。性病の感染や避妊処置のために病院に行くだろう。未遂ならともかく、強姦を装うって大変だと思う。
・離婚について
娘の言うことだけを信じるのかな?事件後だし。もやる。
・父親の行動について
ここまでやるかな?
・理解不能
無実の罪を背負わせて逮捕させた後、時間をかけて近づいて結婚?理解不能だ。
犯罪や逮捕歴はその場の嫌がらせや仲間外れとは違う。一生、経済的な不安などのペナルティが付きまとうし、子供が生まれたら犯罪者の子といわれる可能性もある。
