Beanの日記

徒然日記

「公務員という仕事」

「公務員という仕事」

柔和な語り調。女性で事務次官までのぼりつめた方だけれど、本当に穏やかな人柄。

1つ1つの仕事を大切にしてやってきたという感じがよくでている。芯は強そうだ。

公務員の仕事への理解も深まるが、社会に出て働く前にふれておきたい話も多い。

 

【メモ】

「何のために仕事をするのか」「どのような仕事であればやりたいと思えるのか」と、真剣に考えると思います。しかし、公務員であれ、民間企業であれ、自分が期待した通りに生き生きと働いている人がいる一方で、仕事に失望する人も出てきます。先日会った若い方が、「入ってみると次第に現実が見えてきて、いまはライフワークではなくライスワーク(食べていくための仕事)になりかけている」と呟いていました。

 

人がその仕事をやりたいと思えるかどうか、本気になって取り組めるかどうかは次の3要素で決まる。

・自分の仕事が人の役に立っていると思える、価値があると思える

・苦しいばかりではなく、楽しく働けること

・自分がその仕事によって成長できるかどうか

 

公務員の仕事は50を100にする仕事?

NPO社会福祉法人は、「これまでなかったことを始める」仕事、つまり「0を1にする」仕事をしているわけです。

 0が1になったことにより、そこに課題があることが世の中にも見えはじめます。その次の段階では、学者が「1を10にする」志戸子をします。(中略)

 課題に対して必要なうち手が見えてきたら、次は企業の出番です。きぎょうは社会のニーズを満たす新しいサービスを提供し「10を50にする」仕事をします。世の中で必要とされ、そのサービスにお金を出す人がいるのであれば、公の制度がなくても企業介護施設を作ったり、介護サービスを提供したりなどの事業活動を行うことができます。ただし、企業がその事業を行うのは、「それによって利益が出る」「経営が成り立つ」という条件付きの範囲であり、そうでなければその分野から撤退せざるを得ないことになります。そうなると、サービスを受けられる人はそれなりのお金を支払える人や、利用者が多く集まる地域の人だけになるかもしれません。企業が対象にするのは、あくまで事業として成り立つ範囲だけなので「50」というわけです。

 しかし、それでは、(中略)介護サービスがみんなにとって必要なものであるなら、介護保険制度をつくって、必要な全ての人が適正な負担でサービスを受けられるようにする。そのように、公務員の仕事は「50を100に」していくものです。