「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨と、四年前に失踪した妹のDNAが一致した。妹の生死と古人骨のDNAの真相を突き止めていく。」
という作品紹介に惹かれて読みました。
SF、ホラー、ミステリーの要素が混じっており、メインストーリーはよかった。
気になったのは、
・話が小刻みに現在と数年前を行ったり来たりするのがストレスだった(そのうち慣れた)
・唯のしゃべり方、紫陽と悠の容姿の美しさが何度も繰り返されること(話の展開上必要な部分もあるのでやむを得ないとも思う)でラノベ感が強くなった
・石見崎の娘は、どうして母親が引き取らなかったのか
・仙波一家はその後どうなったのか
あまり書くとネタバレになってしまうので控える。
【ストーリとは関係ないけど、備忘】
多くの若い学生と出会った。中には優秀と思われる若者もいた。しかし、彼らが研究者として名を馳せることはないとわかっていた。彼らの目はとても澄んでいて、人類への貢献を目指し、野心に燃えていた。しかし、それではだめなのだ。
遺伝子学者に必要なのは、生命への歪んだ好奇心。
そして、神を演じようとする傲慢さ。
この本の話までではないけれど、企業の出世も同じようなところがある。一生懸命やっているだけではダメなのよね。。。
