Beanの日記

徒然日記

「あした死ぬ幸福の王子」

「あした死ぬ幸福の王子」

老人と若者(王子)の対話形式でハイデガー哲学のエッセンスを理解していく本です。

最後はオスカーワイルドの『幸福な王子』のストーリーが混じっています。

著者の飲茶さんは、哲学のエッセンスをわかりやすく伝える本をたくさん書かれていて、『正義の教室』も読んだことがあります。

本書には「自分がいつ死ぬかがわかっているのは幸せだ」と書かれています。まだ、死をそれほど身近に感じられていないのですが、そんなものかもしれないと思いました。