Beanの日記

徒然日記

「道は必ずどこかに続く」日野原重明

「15歳の寺子屋シリーズ 」が気に入ったので、次々と読むことにしました。

15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く

15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く

 

 

筆者の日野原さんは、聖路加病院の元院長で、100歳を過ぎても現役の医師として活躍された方です。2017年に亡くなられました(106歳)。

日野原さんが日野原さんになるまでのことが、15歳の青年にむけて心温まる優しい言葉で綴られています。

 

具体的に書くと、日野原さんは、自身の経験や出会いの中で、「自分もこういう人になりたい」と思った人が何人かいて、その人をモデルに研鑽したそうです。だから、若い人にも、将来自分がどんな人間になりたいか迷ったら、「自分もこのような人になりたい」という見本となるモデルをみつけることをおすすめすると書いています。

日野原さんの出会いは普通の生活の1コマにあります。恵まれた環境にある人だからこそあった出会いではありません。そこに親しみを覚えます。

 

しかし、京都大学の医学部に進学してからの出会いは違ってきます。やはり、京都大学の医学部に進学してからこそあった出会いです。環境の大切さを感じました。

 

息子が、「自分もこういう人になりたい」と思える友達や先輩、先生がいる環境に身を置けるように、親としてフォローしていきたいと思いました。