学校から「読書感想文を作成するために活用してください」と、紙をもらってきていました。本のタイトルや作者、あらすじ、心に残った場面、感想などを書く欄があります。1枚しかもらってこなかったので、数枚コピーして長編を読むたびに書かせてみましたが、KOTが書く内容を見ていると、これで読書感想文が書けるのか、かなり心配でした。しかし、KOTも3年生、いつまでも親がリードして書いていては本人のためになりません。「今年はアドバイスはするけど、手伝わない！」と決めました。
お盆を過ぎたのに動きがないので業を煮やしてKOTにどうするのか聞くと、「タイムマシン」（8月の3回目に借りた）で書くと返って来ました。夫がSFだと言っていたので、できれば文学作品で書いてほしいと思ったのですが、KOTの意思を尊重しました。
原稿用紙をコピーしたものをわたして書かせてみたところ、私の予想を裏切り、なかなかいい感想を書きました（嬉）。SFでも名作といわれ、「こどものための世界文学の森シリーズ」に登録されている作品だけあります。KOTの感想を読んで、ジャンルをこえたいい作品であることがよくわかりました。作品を読んだこともないくせに、「SFはやめなさい」と言わなくてよかったと思いました。
話をKOTの感想文に戻すします。感想はなかなかちゃんと書けているのですが、どうしてそのように思ったかを説明するあらすじや理由がまったくなっていません。私は「タイムマシン」を読んだことがないので、「それじゃぁわからないよ」とKOTと話をしながら、あらすじの部分は一緒に作りなおしました。finish !
