Beanの日記

徒然日記

ボンボン時計

ボンボン時計

リビングに無理やり取り付けました。結構、大きな音です。取り付けた当初、赤も新鮮だったらしく、音が鳴るたびに、「オォォーーー!!!」といって大喜びでした。21:00になると、「オバケさんがくる!」といって、半べそをかきながらベッドに直行した日もありました。でも、数日すると、熱はさめました。それでも、時計がボーン、ボーンとなると、回数を数えたり、今は何時か、時間を意識したりと、時計のある生活を楽しむ赤であります。
そもそも、私がボンボン時計を購入したいきさつですが、私が子供の頃、家にはゼンマイ式のボンボン時計がありました。台所にかけてあって、ボーン、ボーン、・・・となって時間を教えてくれました。遠くまでよく響くので、家の近くにある公園で遊んでいても時間がわかりました。でも、柔らかい音色なので、家にいて時計の音が邪魔になるとか、夜、その音で寝れないとか目が覚めたとか、そういうことはまったくありませんでした。生まれた時からあった時計なので、格段、気に止めたこともなく、寿命が来てサヨウナラをするときも特別な感情はありませんでしたが、赤が数字や時間を意識することができるようになって、時計に興味を持ち始めたのを見て、急に思い出しました。
ゼンマイ式のボンボン時計を調べると、私が欲しているような物は今はもう製造中止になっていて、アンティックとして取り扱われていました。値段はそんなに高くはありません。夫に相談したところ、あまり気のりしない風で、「正確でない、ゼンマイ巻くのが面倒、音がうるさいのではないか・・・」とネガティブなことをいっぱい言われました。(;_;)
そこで、手をうったのが、さんてる社のボンボン時計です。時計自身は電池駆動ですが、イミテーションの振り子がついているボンボン時計です。夫が、「うるさくないかなぁ・・・」といいながらも、渋々OKを出してくれたので、やっと年末に購入し、年明けに届きました。
先に書いたように、赤はそれなりに気に入っていますが、私としては、ゼンマイ式ボンボン時計のほうが格上です。なにがいいって、ゼンマイ式ボンボン時計は、ゼンマイがきれてくると、時計が遅れだし、ボーン、ボーンという音の間隔も間延びしてきて、力を振り絞って音を鳴らしている感じがします。そして、ゼンマイをまいてやると、直後の音は、ボン、ボン、ボン、ボン・・・と力強く短く鳴り、とても、親しみある動きをするのです。さんてる社の時計は電池なので、そういったことなく、とてもスマートに動いています。See 年末年始、赤のために買ったもの