Beanの日記

徒然日記

ちょんまげプリン 荒木源 ★★★★★

ちょんまげぷりん (小学館文庫)

ちょんまげぷりん (小学館文庫)

職場の同僚が自ら進んで貸してくれた本。なぜかしてくれたかというと、1巻の主人公ともいえる女性がシングルマザーでSE。そして、私も本を貸してくれた同僚も子持ちのSE。SEに関わらず、仕事はみんなそうだと思うけど、いくらでも深入りできてきりがない。忙しさにはむらがあって、突発的に色々なことが起こる。母親業との両立が大変なことはこの上ない。そんなところが上手く書けているので読んで欲しかったとのこと。
ストーリは、お侍が江戸時代から現代にタイムスリップしてきて、お菓子づくりにはまり、パティシエになってブレイクして、そしてまた江戸時代に戻って行くというもので、なかなか面白かったです。
それから、六本木ヒルズや広尾、麻布など、近所の地名がちょくちょくでてくるので親近感がもてました。
ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)

ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)

冒頭からショックを受け、読むのを一時ストップ。というのも、1巻の主人公ともいえる女性の一人息子が万引きをするところから話しがはじまるのです。1巻のコメントにも書きましたが、主人公はシングルマザーのSE。私もSE。シングルマザーではないけれど、境遇は似ています。子供が万引きなんてぇ。。。( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!
でも、返さなければいけないので、しばらくしてからまた読み始めました。最初の方は、1巻ほど面白くありませんでしたが、万引き少年が江戸時代にスリップして安兵衛(1巻で現代にタイムスリップした侍)に再会するあたりからまた面白くなってきました。最後はきれいな終わり方です。