Beanの日記

徒然日記

阪急電車 有川 浩 ★★★★★

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

私が宝塚出身だと聞いた上司が、1年ほど前に勧めてくれた本。慣れ親しんだ今津線が舞台と聞いて速攻ネットでチェックしたけど、どこも売り切れ。取り扱いは中古本のみ。時間をおいて時々チェックするも、いつもこんな状態。最初のうちは、「例の本読んだ?」と声をかけてくれた上司も、1年もたつとさすがに声をかけてくれなくなりました。でも、地元民の私としては、この本に何が描いてあるのか気になり、絶対に何とかしたいと思っていました。
そんな折、先日、ふらっと立ち寄った本屋で偶然見つけました!しかも、うれしいことに文庫化されて!勿論、買いました!!!
ストーリーは上司がいっていたとおりほのぼの系。私は中学の時の塾通い、高校の通学で利用した沿線なので、読みながらちらほらと情景がうかびます。うそくさい話も、関西弁ベースで展開されると、おせっかい焼きで他人のことに口出ししたがる関西人だから、こんなこともあるだろうと納得してしまいます。今津線は住宅と学校が多いのが特徴の沿線なのですが、のんびりしていてどこか安心出来る空気がよくでていて懐かしくなりました。
「筆者はどんな人なんだろう?」ググッてみました。便利な世の中になったもんですね、特にwikipedia、大好きです。
・・・「ありかわひろし」ではなく「ありかわひろ」なんですね。。。しかも女性、知りませんでした。。。それから、映画化の話しもある方なんですね。。。ついでに画像検索で顔も確認しときました。
ここ数年、テレビなんて見る暇がないので、世間のこと、なぁ〜んにも知りません。「こんなことでいいのか私?!」と思うこともありますが、今の状況、結構、気に入っています。