Beanの日記

徒然日記

海辺のカフカ 村上春樹★★★★☆

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

村上ワールド。いつものことながら、「村上春樹さんは、本当にいろんなことをよく知っているのね。(作家になるぐらいだから当たり前といえば当たり前だが、)たくさん本を読んでいるのね。」と関心するやらあきれるやら。
ストーリーは中盤にちょこっと性描写があるので苦手な人にはあまりおすすめしない。私は、通勤電車で読むのに少し周囲の視線が気になった。このままグダグダいくのかと思ったが、ラストは爽やか。
個人的にはわからないことが何点かあった。
・入り口の石の中の世界って結局何?(←もしかして私、全然ストーリがわかっていない?)
カフカのお父さんは死後、入り口の石から入る世界にいるの?
・カラスと呼ばれる少年は、カフカの中にいるもう一人の自分?
・中田さんの殺人容疑ははれた?
・中田さんからでてきた白い物の正体はなに?入り口の石の中の世界にはいったらどうなったの?
・さくらは自分のお母さんのことを知っているの?
わかっている人、教えて。