Beanの日記

徒然日記

どうかと思うスッチー

7月のはじめに出張で富山に行った。東京/神奈川方面からだと、電車より飛行機のほうが若干早く、乗り換えが少ない。ということで、羽田から富山までANA系列の飛行機で飛行機の旅!
荷物が多く、スーツケースぐらいの大きさになった。機内に持ち込めるかどうか不安であったが、PCと精密機械がはいっているので、できれば機内に持ち込みたい。手荷物検査を問題なく通過できたのでほっと胸をなでおろす。地方便なので、搭乗ゲートからバスにゆられて飛行機に乗り込む。私の席はぁっと。。。。
そこで、スッチーに止められた。しかもすごい剣幕。突然の出来事と、思いも寄らないスッチの剣幕に呆然とする私・・・。
スッチー:「その荷物は何ですか!そんな大きな荷物は機内には持ち込めません!どうするつもりですか!」
私:『ありゃぁ・・・やっぱりだめらしい。手荷物検査でとめてよ!まったくぅ。』と思いながらスッチーの話を聞く。
スッチー:「この飛行機は、お客様の荷物をあづかるスペースもありませんし、とにかくぅ!その荷物は持ち込めません!」
そのスッチーのすごい剣幕に、同僚のスッチー何人かが集まってくる。ヒェ〜!!!
スッチー:「荷物の中身はいったいなんですか!」
私:『荷物の中身?!』「PCと精密機器です。」『他に着替えとか・・・(これはいわないほうがよさそう)』
スッチー:「機内に持ち込まなければいけない理由はあるんですか!」
私:『だから、PCと精密機器がっはいっているっていっているのに・・・』
スッチー:ひたすら、その荷物は持ち込めないということをまくし立て騒いでいる。
私:『トホホ・・・_| ̄|○ どうしたらいいんだろう、というか、この人は私にどうしろといいたいのだろう・・・。ここは勇気を振り絞って聞いてみるしかないな。』
私:「じゃぁ、どうしたらいいですか?」
スッチー:「そうですねぇ・・・。この飛行機の荷物の集積/積み込みは終わっているし、担当に連絡してとりにきてもらうしか・・・ブツブツブツブツ・・・」(だんだん声が小さくなる)
私:『えっ!そんなぁ・・・私のせいで離陸時間が遅れるの?大変だぁ・・・。しかし、このスチュワーデスはなんだぁ???どうしたらいいのかもわからずにガミガミいっていたのか???』
スッチー:「荷物を上の荷物棚に上げて入れてください、それができればいいです。この便は満席ではないので、荷物入れも余裕があるはずです。その大きさであれば、スペース的には何とかなると思います。」
私:『えっ!ちょっと、ちょっと、ちょっとぉ!!!この荷物、重いのよぉ!朝は階段ぐらいであれば、なんとか私も持ち上げて運べたけど、会社で精密機械が加わったから、私の力じゃ、それもできなくなったっていうのにぃ!!!それを、重量上げして荷物を棚にあげろっていってるぅ!無理、無理!無理!絶対無理よぉ!!!人を見て物をいってよぉ!*1
S氏*2:「じゃぁ、僕があげます。」
私:『おっ、S氏!』
スッチー:「じゃぁ、そうしてください。今回は、棚にはいればよしとします。」
私:『・・・・お客様に荷物をあげろと命令している、すごい・・・』
なんだかんだで、S氏の力により、荷物は棚にあがり、事なきを得た。S氏ありがとう!
後日、S氏から聞いたのですが、離陸後、例のスッチーがやってきて、「荷物は棚に上がったか?」と確認があったそうです。ちなみに、私には何のフォローもありませんでした。

例のスッチーおよびANA系列の飛行機会社に一言

  • 大きな荷物を持ち込んだ私に非がないとはいいません。しかし、飛行機に慣れていない人であれば、そんなことはわかりません。手荷物検査でOKがでればいいと思います。自分たちの常識がお客様にも通用するとは思わないでください!

  • 手荷物検査の人の仕事の範囲はどこまでなのですか?もし、機内持ち込み可能か否かの判断をするのも仕事の範囲であれば、私がスッチーに怒られる理由がわかりません。
  • 私の所要は出張で、しかも、仕事が忙しく、スッチーにいわれたことはあまり気にしていません*3。しかし、これが旅に不慣れな人が何かの思い出作りのためにしていた旅行だったらどうでしょう?その後の旅が台無しになると思います。職業上、せめて、ご自分がお客様に対してされたことのフォローぐらいはされたらどうかと思います。

  • 多分、例のスッチーは自分でも対応できない事態に遭遇したために取り乱して、結果、すごい剣幕になったんだと思います。しかし、それはあなたのいいわけであって、それが周囲に与える印象を考えて欲しいものです。
  • お客様の荷物を棚に上げるのを手伝うスッチーは何度も見ましたが、「荷物を自分であげろぉ!」「あがったら、機内への持込を認めてやるぜぇ!」というようなスッチーははじめてみました。正直言って、女性の力で棚にあげるのは難しいと思います。ご自分でもそう判断されたんだと思います。しかし、それを同じ女性に向かって、自分であげろというのはいかがなものかと思います。全然、解決策になっていない案を提示していただいてもどうにもなりません。また、乗組員の中には男性もいるのですから、その人たちに手伝ってもらうなどの配慮が欲しかったです。*4
  • 時間がぎりぎりだったので、携帯電話の電源をきらずに飛行機に乗り込みました。席についた後、電源をきろうと思ったら着暦があり、誰からなのかを確認をして電源を切ろうとしたら例のスチュワーデスが横で仁王だちしていました。別にそのことはかまわないのですが、飛行中、携帯電話の電源をいれて、カメラで雲海の写真をとってはしゃいでいる男性二人組みがいました。上昇して飛行が安定すれば、電源を入れてもかまわないのでしょうか?
  • さんざん、怒鳴り散らしておいて、私にはなんのフォローもありません。きっとご自分には非がないと思っていらっしゃるからだと思います。そういう人がスッチーをやっていることに疑問を感じます。

*1:自分で言うのもなんですが、私はきゃしゃです。

*2:一緒に富山へ行った仕事仲間。会社から空港までは、彼の力を借りて荷物を運んだ。

*3:後で時間ができたらブログで愚痴ろうという決心はしましたが

*4:外国の飛行機には男性の乗務員がいるところもありますが、日本は女性だけですね。