ヒアレイン0.1
もう5年以上前になるだろうか、会社で仕事をしていたら急に眼が痛くなった。きりつけられたような痛みが眼全体に広がっていた。会社を早退して眼医者に行った。眼球に傷があることが判明。そしてドライアイと診断された。普通の人の四分の一も涙がないらしい。
私にはその症状がどの程度深刻なのかはわからないが、医者はひどくなると涙腺に線をする可能性があるといっていた。そういうことを話すぐらは深刻だったんだと思う。
そのときにもらったのが、ヒアレイン*1という目薬。当時は一回の処方箋でだせるヒアレインは3本までだった。私の場合、傷の治療とひどいドライアイの治療のため、医者の指示通りに目薬を使い切るには1時間に1回ぐらいの割合でささなければならなかったので、目薬はすぐになくなった。
眼に痛みがある間はともかく、その後たびたび眼医者に行くのは非常に面倒であった。というのも、会社と家の近所には眼医者がなく、会社と家の通勤経路上にある駅で途中下車して通院していたからだ。その上、薬代は安いのだが処方箋代が高くて、あほらしくなってきた。医者から傷がだいぶ小さくなった、後はドライアイの治療だけだといわれたのを機に、市販の薬でなんとかならないものか聞いてみた。
医者:「ヒアレインが含まれる目薬は処方箋がないと買えないんです。ヒアレインはとろみがあるので、目薬をさしたときに横に流れないでしっかり眼球にくっつく役割があるのです。」
私:「そうですか。。。」
その後、私がインターネットであれこれ検索しまくりなにかいい方策がないか調べたことはいうまでもない。そこで見つけた内容は次のとおり。
・ドライアイになると、目薬を差し続けることになる。
目薬には防腐剤などが含まれているため、市販の目薬を差し続けるのはあまりよくない。
眼の皮膚がただれることもある。
・防腐剤がはいっていない目薬について
使いきりタイプの目薬がこれにあたる。
割高感がありドライアイの人間には経済的に厳しい。
参天製薬からでているソフトサンティアという目薬がありこれがおすすめ。
ソフトサンティアの形状は処方箋を書いてもらって入手する目薬と同様だが、
一般人が処方箋なしで購入できる代物で高くない。
・ソフトサンティア愛用者について
ドライアイ患者が多い。
医者からヒアレイン入りの目薬をもらった上でソフトサンティアを進められ、
時々医者に来て治療をうけるように、
それ以外のときはソフトサンティアをきらさないように
と指導される人もいるらしい。
ということで、私もソフトサンティアをうまく活用している。とはいっても、やはりヒアレインが含まれていないのでさらっとしていて流れてしまい、なるほど、ヒアレインの効果は偉大だと思う。なんとか、ヒアレイン入りの目薬を大量に入手する方法はないだろうか・・・などと思っていたら制度が変わり、ヒアレインは1回の処方箋で無制限に出せるようになったらしい。すばらしい!
ということで、私はヒアレイン入りの目薬を10本ぐらいだしてもらって、ソフトサンティアと交互に使っている。結構長持ちするので買いに行くのを忘れてしまいそうだ、というより忘れてしまった。ひえぇ・・・年末年始が・・・