Beanの日記

徒然日記

本当にちゃんと診察してるんですか、お・医・者・さ・ん!

みんながみんな、ひどい医者だとは言わない。しかし、なんだかな・・・と思う医者が多い。
私は夏になると腕に原因不明の小さいぶつぶつが出来る。ぶつぶつは目立たないので、特に人目にさらしていてもきたならしくないのが幸い。秋になって涼しくなるといつの間にかきれいに治っている。
一番最初にこの症状に気づいたのは大学生の時、かれこれ10年ぐらい前になる。
でもこのときはぶつぶつの範囲も小さかったし、特に気にしなかった。しかし、気づくと夏になると毎年同じ症状があらわれ、しかも年々ぶつぶつの範囲が広がっている。

うとう、昨年、今住んでいる家の近所にある皮膚科にいった。病院にいくと、待合室のあちこちに医者の経歴がわかるようなものが置いてある。有名私立大学を卒業後、公立病院で長年勤め上げ、今は立派に開業している経験豊かな医者のようだ。待合室も無茶苦茶混んでいる。
私:『いいお医者さんなのかな・・・』と期待した。
散々待たされてようやく私の番が回ってきた、私の腕を診て話を聞いた後、
医者:「いわゆる夏に弱いタイプですな。」
私:『???』
とにかく、薬を処方してくれるというので処方箋をもらって薬局に行った。
薬剤師:「この塗り薬を使用するにあたって医者から何か指導されていますか?」
私:「いいえ・・・」
薬剤師:「そうですか・・・。では、この薬を使用する時はほんのちょっと指にとって薄く延ばしてください。ほんのちょっとですよ、いいですね、使い切らなくてもいいんですよ。」
私:『?!もしかして、ステロイド?』
家に帰って、もらった薬をネットで検索した。本当に便利な世の中になったもんだ・・・。
・・・・・
私:「えぇーーー!!!!強度2群の非常に強力なステロイド剤!!!」
私:『ステロイド剤って渡すときにちゃんと説明しないといけないんじゃないんだっけ?特にこんな強い薬を渡すときは・・・ひょぇ・・・』

して今年・・・
昨年に比べていっそうぶつぶつの範囲が広くなり、左手の甲にも進出してきた。
昨年行った皮膚科には行く気になれなかったので、会社の近くにある皮膚科をネットで検索し、一番最初にヒットした病院に行くことにした。
方向音痴な私はいまだに会社の近所の地図が読めなく、場所を勘違いしてとんでもない方向を歩いていた。これだから方向音痴は嫌だ。なんとか無事たどり着いたが、場所を勘違いしていたので、遠い病院を選んでしまった。クスン・・・
診察してもらったが、医者が気に入らない。
患部をちらっと見ただけで、あとはワイドショーのコメンテータのようなコメントをしてそれを診断にするのだ。
医者:「日焼け止めクリームを塗ってください」
私は小さいぶつぶつができてかゆいといったんだけど、医者はぶつぶつなんか見ちゃいない。
屋外から屋内にはいったりすると、どういわけか患部が赤くなったりする、そしてそのときも赤くなっていた、それで太陽光線による日焼けと判断したらしい。
私:「・・・」
私:「他にも露出しているところがあるのに、どうして毎年同じ部分にだけぶつぶつができるのですか?」
医者:「それは簡単です、この部分は夏以外は衣服が羽織られているでしょう、だから弱いのですよ。」
私:「私もそうそう思って長袖を着用していた年もあるのですが、症状はかわりません。」
医者:「さぁ、どうしでしょうね・・・。」
私:『なんだ?!しかも医者の横顔はあなたの診察はもう終わりましたと物語っているぞぉ・・・』
医者:「一週間分、薬を処方します、また診せてください。」
医者:「塗り薬の塗り方ですが、この様に縫ってください」(医者が私の腕に直接塗ってくれた)
私:「はい・・・」
医者:「(胸や首の周りをさして)この辺にも塗ってもいいですよ」
私:『???私は、そこがかゆいなんて一言もいってないんだけど・・・』
医者:「あぁ、そこはなんともないんでしたっけ」と半分独り言
私:『・・・あの医者、絶対に早とちりして診断している』
言い返すのも面倒なので、私はすごすごと待合室に戻った。
私:『来週くるように言われたけど、もう来たくないな・・・薬だすっていってたから、薬が効いたら来ようかなぁ・・・うん、そうしようっと』

待合室で待っていると、受付で呼ばれ処方箋が渡された。
私:『そういや普通、妊娠していますかとかアレルギーありますかっていうアンケート用紙が渡されるけど、ここではもらっていないぞぉ・・・そんなんで薬を処方するのかぁ・・・』
とりあえず、薬局に行って薬を受け取った。医者からは、塗り薬は今日の晩から、飲み薬は明日の朝から服用するよう言われている。飲み薬のほうは、見覚えがある名前なのでどこかで飲んだことがあるのだろう。
私:『とにかく、お薬110番で調べてから使おぉっと・・・』

に帰って調べた結果・・・
クラリチン錠(飲み薬):アレルギーを抑える薬
 クラリチン錠10mg
 クラリチン錠10mg
・リドメックスコーワクリーム:強度3群の強力ステロイド
ステロイドは1つの薬だし、薬には副作用はつき物である、目の敵にするつもりはない。しかし、患者にステロイド剤をわたすときには、ステロイド剤であることを説明し、塗り方を説明する事が望ましいと聞いている。しかし、昨年も今年もそういう説明は一切なかった。今年なんて、親切ぶって薬の説明もなく塗られたもんなぁ・・・
かかった医者がはずれだったのかな・・・・それとも、こんなもんなのかな・・・
私:「誰か、いい皮膚科があれば紹介してくれ・・・」