「新・空き家問題」 新・空き家問題 ――2030年に向けての大変化 (祥伝社新書) 作者:牧野知弘 祥伝社 Amazon 不動産を相続する予定がある人は一読されたしと思う。 「2030年には空き家率が増える」という内容をメインに、生活様式の変化、高齢化社会、社会イン…
「骨を喰む真珠」 骨を喰む真珠 (角川書店単行本) 作者:北沢 陶 KADOKAWA Amazon 製薬会社の社長宅に潜入捜査をして隠された秘密を探っていく話。スリルとサスペンスが絶妙でドキドキした。美しさとおぞましさが同居した作品。関西弁が苦手な人は読み進めら…
簡単にです! 高校生男子でも作れます。「こんなに簡単で美味しくて最高!」と言っています。 www.happy-philly.jp 【材料】 クリームチーズ 200g砂糖 60g薄力粉 25g卵 2個生クリーム 150mlレモン汁 大さじ1 【作り方】 (1) クリームチーズは室温に戻しま…
「祖母姫、ロンドンへ行く!」 祖母姫、ロンドンへ行く! 作者:椹野道流 小学館 Amazon やっぱり、金よ、金! お金なのよ! と思った。 これで感想を終わると作品に誤解を与えてしまうのでもう少し書く。 この本は、筆者の祖母(80歳代)が「一度でいいから…
「おとな六法」 おとな六法 作者:岡野武志,アトム法律事務所 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon 軽い読み物。法律を身近に感じることができる。 筆者の岡野武志さんは高卒→単身渡米→帰国後、無職やフリータ→旧 司法試験合格という異色の…
「JK、インドで常識ぶっ壊される」 JK、インドで常識ぶっ壊される 作者:熊谷はるか 河出書房新社 Amazon 若い時に見聞を広げるというのは大切だと思った。 【備忘】 ・ターバンおじさんはレアキャラ インドと言えば白いターバンのじさんのイメージがあるけ…
「家で死ぬということ」 家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで (文春e-book) 作者:石川 結貴 文藝春秋 Amazon 筆者が実父を介護した時の話。小説っぽくて読みやすかった。 昔は家で死ぬのが当たり前だった(と思う)けど、今は家で死ぬのは大変…
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2」 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2 作者:リック リオーダン ほるぷ出版 Amazon 信じあえるというのは素晴らしいと思った。
「なぜか頼られる鉄道ビジネス相談室!? の舞台裏」 なぜか頼られる鉄道ビジネス相談室!? の舞台裏 作者:手老 善 天夢人 Amazon タイトルに「鉄道」とあるけれど、業種を超えて読める。 会社で隣の席に座っているおじさんと雑談しているみたいに、穏やかな気…
「バスカヴィル館の殺人」 バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫) 作者:高野結史 宝島社 Amazon 「探偵」役のために開催される、実際に殺人が行われる推理ゲーム。 シナリオは「探偵」役のために一から作られる豪華さで、孤島とそこに建つ館が舞台(クローズド…
「 性格が合わないんじゃなくて話がかみ合ってないから」 性格が合わないんじゃなくて、話がかみ合ってないから 作者:稲場 真由美 WAVE出版 Amazon タイトルを見て面白そうだなと思って借りた。 1章で自分の性格が4つのうちどれにあてはまるかを診断する。診…
「BUTTER」 BUTTER(新潮文庫) 作者:柚木麻子 新潮社 Amazon 読んでいる途中で「すごいな、これ1から全部考えたのかな?」と思って巻末を見たら参考文献が載っていた。ネットで検索したら、日本で実際に起きた「婚活殺人事件」をモチーフにした作品とのこと…
「脳の闇」 脳の闇(新潮新書) 作者:中野信子 新潮社 Amazon 私が利用している図書館では「医薬」の分類だったけど、エッセイだと思った。でも、難解だしエッセイにしてはハードルが高い。読者からブーイングがあがると思った。 筆者曰く、「バカには読めな…
「熟睡者」 熟睡者 作者:クリスティアン ベネディクト,ミンナ トゥーンベリエル Amazon 睡眠の大切さをコンコンと書いています。 成人では7~9時間の睡眠をとる場合に有病率が最も低いそうです。 予防接種の効き目にも影響があるそうで、なんと接種当日にし…
「世界でいちばん透きとおった物語」 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) 作者:杉井 光 新潮社 Amazon 普通に面白かった。 話としてはありがちだけど、アイデアとその実現にブラボー! 書くとネタバレするので控えます。 1月末に2がでている…
「パーシージャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃」 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃 作者:リック リオーダン ほるぷ出版 Amazon ハリーポッターのような作品です。主人公が一目おく人物がダークサイドにおちている部分は スター…
「世界を支配するアリの生存戦略」 世界を支配するアリの生存戦略 (文春新書) 作者:砂村 栄力 文藝春秋 Amazon アリ(特にアルゼンチンアリ)についての本。昆虫好きな昆虫学者が書いた本なので、素人が読んでもわかりやすくて面白い。 筆者は昆虫が好きで、…
「悩まない人の考え方」 「悩まない人」の考え方 ── 1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30 作者:木下勝寿 ダイヤモンド社 Amazon 最初、言葉選びに少し違和感を感じたが、小さいことにこだわらずに大意をくみ取るように読みすすめた。読み進める…
「かわいないで」 かわいないで (文春e-book) 作者:加納 愛子 文藝春秋 Amazon 『漫才過剰考察』が人気ですぐに順番がまわってこない。ということで、同じお笑いつながりですぐに読めるこちらを借りて読みました。 2作入っていて、共にお笑いが含まれる話で…
「君に友だちはいらない」 君に友だちはいらない 作者:瀧本哲史 講談社 Amazon 友達がいないと悩む子向けの本かと思ったら、全く違うジャンルの本。ビジネス書というよりは、意識の高い高校生や大学生が読むとなにがしらをキャッチできるかもという本。 筆者…
「若葉荘の暮らし」 若葉荘の暮らし 作者:畑野 智美 小学館 Amazon ブロ友さんおすすめの作品。 コロナ禍の緊急事態宣言を背景に書かれた作品。最初は日常のあれやこれやが綴られた作品かと思ったけど、心に響く言葉があった。よかった。ただし、読み手を選…
「勘違いが人を動かす」 勘違いが人を動かす――教養としての行動経済学入門 作者:エヴァ・ファン・デン・ブルック,ティム・デン・ハイヤー ダイヤモンド社 Amazon 経済活動にかかわることで、知っておくとスムーズに事が運ぶことが紹介されています。ベースに…
「生殖器」 生殖記 作者:朝井リョウ 小学館 Amazon 少数派(マイノリティー)の葛藤にフォーカスをあてた本。権利、主義、主張なんて話ではない。尚成(主人公)の日常を実況中継するような形で話が進む。独特の話法に最初はとまどいましたが、すぐに慣れた…
「ディズニーキャストざわざわ日記」 ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します 作者:笠原 一郎 三五館シンシャ Amazon みなさん、定年後の人生を考えていますか? 筆者のように人生を謳歌したいものです。 一橋大学卒業後…
「DIE WITH ZERO」 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon 若い時の経験に金を惜しむな! 経験は思い出になり、後々配当をうむぞ! という話でした。 別の言い方をすると、 相続は生きている間にし…
「続 窓ぎわのトットちゃん」 続 窓ぎわのトットちゃん 作者:黒柳徹子 講談社 Amazon 『窓ぎわのトットちゃん』同様に、透明感がある語りでした。前半は戦争時代の疎開生活の話が中心で、後半は戦後に黒柳徹子さんが業界人になっていく様が書かれていました…
「近畿地方のある場所について」 近畿地方のある場所について 作者:背筋 KADOKAWA Amazon ブロ友さんから「怖・面白い!」という感想を聞いたので借りました。今年、映画が公開予定らしいです。ネタバレしちゃうといけないので、内容はふれません。映画がど…
「爆弾」 爆弾【電子限定特典付き】 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 面白かったです。謎解きはほぼ解けませんでした。 【スズキタゴサクの言葉で印象に残ったものと感想】 「可能性って、素敵な言葉だと思うんです。同時に、残酷な言葉でもあります…
「ローマ帽子の謎」 ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 初めてのエラリー・クイーン。私の気まぐれ天邪鬼のせいで避けられて忘れられた作家です。ネットで調べたら、アメリカの推理小説家で2人の従兄弟の…
「砂漠」 砂漠 (新潮文庫) 作者:幸太郎, 伊坂 新潮社 Amazon 東北大学 法学部に入学した学生5人が、知り合って卒業するまでの話。 筆者の伊坂幸太郎さんが東北大学 法学部だから、自身やその周辺の学生生活が作品に反映されているかも。いいねぇ、東北大学。…